まるでセフレ
友人の彼女と、一時、セフレのような関係だったことがある。
漫画のようだが、本当の話。
友人(Aとする)とその彼女(Bとする)とは遠距離恋愛で、というのも、Aは大学を卒業した後、一人で東京に行ってしまったのだ。
Aには叶えたい夢があったので、Bのいる地方よりも、東京に出たほうが良いと考えてのことだった。
AはBと別れてから行くつもりだったのだが、Bが絶対に別れないと言い張ったため、AとBは遠距離恋愛になった。
Bは事あるごとにAに会いに行き、その様子は献身的という言葉がそのまま当てはまった。
自分はAの友人で、Bともその関係もあって友人だった。
自分はBの友人(Cとする)と付き合い、Aが東京に行くしばらく前に別れていた。
CのことでBには話を聞いてもらったり、サポートをしてもらっていたので、その縁もあって仲は比較的良かった。
正直なところ、BはAにとって、もう恋人ではなく、セフレなのではないか、という風に見えていた。
それは自分だけではなく、AとB、両方を知る他の友人にも、やはりセフレのように見えていたそうだ。
Bは東京に行き、Aの部屋を掃除したり、料理を作ったり、セックスをして、しばらくして地方に戻ってくる。
バイトをして、移動費を貯めて、また行く。
セフレと言うなら、これほど献身的なセフレは、他にいなかっただろう。
男なら、セフレが欲しいこともある。セフレなら変な年齢感情を抱かずに済むからだろう。こんな都合のいい関係は本当にありがたい。
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